【レビュー】電子書籍リーダーKobo Libra H2Oは楽天ユーザーなら絶対買うべき

みなさん本屋やマンガはどうやって読んでますか?
最近は人気の漫画なんて発売日当日は即完売で買えなかったという話も聞きますが、電子書籍ならネットで帰るので買えないなんてことはありません。書店に買いに行く必要がないですし、並ぶ必要もありません。
今回は楽天の電子書籍リーダー、Kobo Libra H2Oを実際に購入し使ってみたので、購入を検討している方の参考になればとレビューします。

電子書籍リーダーとは

電子書籍リーダーとは、本や雑誌、マンガなどを読むためだけに特化した機器です。スマホやタブレットでもアプリをインストールすれば読むことができますが、電子書籍リーダーは他の機能は一切排除して本を読むことにのみ専念しています。

「スマホやタブレットで読めるからそんなのいらない」
そう思っているあなた、ちょっと待ってください。
スマホで小説やビジネス本は字が小さすぎませんか?マンガもスライドしながら読むのは面倒ではないですか?
タブレットなら画面は大きいですが、重くないですか?長時間読む場合は腕が疲れたり、目も疲れてきます。

電子書籍リーダーにはスマホとタブレットにはない「ちょうどいい」が満載なんです。

軽くてちょうどいいサイズ感

電子書籍リーダーはスマホよりも大きく、タブレットよりも小さいサイズです。
機種により色々とサイズはありますが、小さいタイプは楽天Kobo claraなら111(幅)×157(高さ)mmです。ちょうど漫画コミックと同じくらいのサイズです。厚さは8.3mmなので実際の本よりも少し薄いです。
実際に本を読んでいるのと同じような感じで読み進めていくことができます。

しかもとても軽いです。重さは6インチのKobo claraで166g、Kobo libra H2Oなら192gです。漫画コミック(約170g程度)と同じくらいですね。

片手で読める

実際の本やコミックは両手で読まなければなりませんが、電子書籍リーダーは片手で読めます
軽さや薄さもありますが、ページをめくる方法が指でのタップかスワイプもしくはページめくりボタンになります。タップやボタンなら電子書籍リーダーを持った手で行うことができるため、片手で完結します。バスや電車でカバンを持っていたり、吊り輪を持っていても読むことができます。

ブルーライトがほとんど出ていない

これもスマホやタブレットと大きく違うことですが、電子書籍リーダーの画面からはブルーライトはほとんど出ていません。そのため長時間読んでいても目が疲れないんです。夜寝る前に読む場合、スマホやタブレットは明るすぎて目に優しくないですが、電子書籍リーダーなら暗い場所でも目に優しく眼精疲労になりにくくなります。眼精疲労は肩こりや頭痛の原因にもなりますので、普段から肩こりや頭痛がひどい方で本やマンガをよく読むのであれば是非購入を検討してみてください。

本やコミックの保管場所に困らない

とてつもなく家が広い方ならいいでしょうが、私を含め多くの方がそうではないので、いずれ置く場所がなくなり部屋の片隅にどんどん積み上げられていきます
中古で売ろうと思ってもびっくりするくらいの安い値段でしか買い取ってもらえなくて悲しい思いをしたことないですか?

電子書籍リーダーならこれまで買った本が全部保存されていくので、置き場所に困らないですし好きな時に好きな本がいつでも読めます

Kobo Libra H2Oを実際に使ってみて良かった点

Kobo Libra H2O
Photo by アリスのうさぎ

Kobo Libra H2Oを購入して思ったのは、買って本当に良かったです

電子書籍リーダーが世に出てしばらく経ちますが、やっぱり本やマンガは紙で読むのが一番でしょ。そう思っている方も多いかと思います。私もその1人でした。自分の手でパラパラめくって読み進めるのが醍醐味であり、指でシュッとスワイプしてページをめくるなんて邪道だと思っていました。

電子書籍リーダーだと戻りたいページにすぐ戻れないから不便でしょ、そんな声も聞いたりします。でもよく思い出してみてください。マンガやビジネス本で読んでる途中で何度も少し前の部分を読み返しますか?だいたいは一度全て読み終えてから最初から読むことが多くないですか?もしあの部分はどうだったかなと気になる部分があれば、目次でその章をタップすればすぐに読みたい所に飛びます。自分でめくるよりもこの方が早いと思います。

Kobo Libra H2Oを使い始めて、はっきり言って何の不便も感じません。全くもって快適です。もっと早く買えば良かったなと思っています。このブログを読んでいただいている方は、今まさに買うかどうか悩んでいる方だと思うので、購入する最後の一押しになれば幸いです。

軽くて持ちやすい

Kobo Libra H2O
Photo by アリスのうさぎ

Kobo Libra H2Oのサイズは144mm(幅)×159mm(高さ)×7.8mm(薄さ)です。漫画コミックより3cmほど幅広なサイズです。画面のサイズは7インチです。
重さは192gと軽く、片手で持っても全然手や腕に負担はかかりません

サイズとしては新刊本を閉じた状態のサイズくらいなので、このサイズのまま読めるのもいいですね。ビジネス本を両手で開いて読んでいると、けっこう腕に負担がかかったりするのですが、Kobo Libra H2Oで読んでいると腕が疲れにくくなったような気がします。

片手で操作可能なページめくりボタンはけっこう使う

Kobo Libra H2O
Photo by アリスのうさぎ

Kobo Libra H2Oにはページめくりボタンがあります。
画面の左から右にスワイプしたり、左端をタップすれば次のページに送ることができます。逆に右から左にスワイプしたり、右端をタップすれば前のページに戻ることができます。
しかし、この動作は右手でKoboを持っていれば左手で画面をタッチしなければなりません。

ページ送りボタンを押せばすぐに次のページに移ります。このボタンの優れた点は、Koboを持っている手でそのまま押せる位置にあるということなんです。電子書籍リーダーは1ページずつ画面に映し出されるため、1ページ読むごとに次のページに送らなければなりません。その度に左手でタップもしくはスワイプするのはけっこう面倒なんです。

もちろん左手でKoboを持って左手の親指でタップもしくはスワイプしても片手で作業は完了します。ただ、母指球筋(親指の付け根の筋肉)は疲れます。やっぱりボタンが一番楽です。

Kobo Libra H2O
Photo by アリスのうさぎ

Kobo Libra H2Oは向きにより自動で画面が回転しますが、左手に持ち替えた時にはページ送りボタンも常に下側になります。手で持ったときに親指で自然に押せるようになっているんです。
このさりげない心遣いがとても嬉しいですね。

Kobo claraはページ送りボタンがないためタッチかスワイプでしかページ送りはできません。少し値段が高くなりますが、ページ送りボタンは絶対あった方が良いのでLibra H2Oを購入することをオススメします。

目に優しい

KoboシリーズのディスプレイはすべてCarta E lnk HDタッチスクリーンが採用されています。このディスプレイはブルーライトはほとんど出ないため長時間の読書でも目に優しくなっています。さらにフロントライト技術「ComfrtLight PRO」を採用し、昼間の読書に適した明るい白色から夜間の読書に適したオレンジ色の電球色まで、どんなシチュエーションでも最適な色合いに調節できるようになっています。

バッテリーは超長持ち

バッテリーはフル充電だと恐らく数週間は持ちます。週に1度くらいの頻度で充電すればまったく問題はありません。

スリープカバーは付けた方がいい

Kobo Libra H2Oスリープカバー
Photo by アリスのうさぎ

画面を傷から守る保護フィルムなども販売されていますが、お勧めはスリープカバーです。カバーを閉じれば自動的にスリープ状態となるため電池の減りが抑えられます。またカバンなどに入れていても画面に傷が付く心配もありません。
電源を切ってからまた電源を入れると起動に数秒かかるため、スリープ状態にしておくことをお勧めします。それでも1,2週間は余裕で電池は持ちます。

正規品はやや高いので、楽天やアマゾンで売っている安いものでも十分です。ちなみに私が付けているスリープカバーは正規品ではありませんが、丈夫ですし使っていて何も問題はありません。


口コミなどで言われていること

容量が少ない

Kobo Libra H2Oの容量は8GBです。これはあとから容量を増やすことはできません。

ビジネス書1冊を1MBとして約6000冊分、コミック1冊分を40MBとして約150冊分となります。主にコミックを読む方にはちょっと容量が物足りないかもしれません。私はメインでビジネス書を読んでいますので、6000冊分あればKoboが壊れるまでは余裕で足りると思っています。

ページが変わった時に一瞬画面が白黒反転する

これは毎回ではないのですが、私のKoboの場合は章の変わり目のページで一瞬画面が白黒反転します。ネットの口コミなどではこれが耐えられないという書き込みがありますが、私はなんとも感じません。反転するのは一瞬ですし、章の変わり目だけなのでそこまで頻繁に起こるわけではないので全然気になりません

この書き込みで購入を迷っている方、心配はありません。完全なる完璧主義者の方なら我慢ならないかもしれませんが、床に小さなゴミが落ちていてもそんなに気にならないという方なら大丈夫です。

Kindleに比べると値段が高い

同程度のスペックなら定価の値段はそれほど違いはないのですが、Kindleは新生活セールやAmazonプライムデーなどでかなりの値下げが行われます。しかしながらKoboはほとんど値下げはされません。この点ではKindleに軍配が上がりますね。

KoboとKindleとちらにすればいい?

この答えはどのサイトでも同じ事が書かれていますが、楽天ユーザーならKobo、AmazonユーザーならKindle、これが答えです。
楽天、Amazonそれぞれでキャンペーンなどで書籍が安く買うことができます。さらにそれぞれのポイントがゲットできます。

もし現時点で楽天もAmazonもそれほどヘビーユーザーでなければ、どちらをメインで使用するかを決めてからKoboにするかKindleにするかを決められてもいいかもしれませんね。

楽天ポイントは、楽天カードに入会すればポイントがアップしますし、毎月0や5が付く日ではさらにポイントアップ、スーパーセールやお買い物マラソン期間中ならさらにポイントアップと、取得ポイントが多くなるキャンペーンが多いため、本やコミック代なんてすぐに貯まっちゃうので本代がかなり浮きます。とても助かっています。すでに楽天ユーザーなら絶対Koboですし、まだ楽天ユーザーになっていない方もこれを機に楽天ユーザーになるのもお勧めです。

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まとめ

Koboの購入を迷っている方は、少なくともページめくりボタンがあるLibra H2Oかforma, elipsaがいいかと思います。formaやelipsaは容量が32GBもあるのでコミックもたくさん読みたいという方にはいいと思いますが、3万円を超えますのでちょっと勇気がいりますね。

コミックはそれほどたくさん読まないという方はLibra H2Oで十分です。コンパクトで薄くて邪魔にならないので、通勤中の読書にも最適です。ぜひ新しい読書スタイルに挑戦してみてください。

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