コスパ最強かつ滑り止め付きビジネスシューズ ケンフォード KN79ACJW

以前に雨が降っていたある日、通勤時に駅の構内を歩いていたら突然すべって転んでしまいました。雨の日とはいえ、屋内で何もない場所です。40歳にもなって転ぶなんてめちゃめちゃ恥ずかしかったです。しかも尻もちをついてお尻も痛かったし・・・

傘から落ちた雨水で床が濡れていたんだと思います。駅の構内の床はけっこうツルツルしている素材が多くてすべりやすいんですよね。駅だけでなく街中はすべりやすい場所がけっこう多いと思います。
雨の日もそうですが、雪が降った日は恐る恐る歩いたりすることないですか。

ビジネスシューズは滑りやすいという印象ありますよね。私もそうでした。しかし、中にはしっかり滑り止めの機能を備えたビジネスシューズもあります。
コスパ最強のビジネスシューズであるケンフォードには頼りになる滑り止めが付いたモデルもあるんです。

今回は強力な滑り止め機能を持ったケンフォードのKN79ACJWを実際に使ってみたので感想とともにレビューします。

  •  滑りにくいビジネスシューズを探している
  •  値段は抑えめなコスパ重視のビジネスシューズを探している
  •  コスパも大事だがデザインもいいビジネスシューズを探している

ケンフォード KN79ACJW

ケンフォード KN79ACJW

高い防滑性を実現するハイドロストッパー

ビジネスシューズといえばソールの部分はルツルツでぺったんこのイメージがありませんか?
最近は滑り止め機能が付いたビジネスシューズもどんどん発売されています。

このKN79ACJWのアウトソールの踏みつけ部(指側)には「ハイドロストッパーGF」というラバーが付いています。
このハイドロストッパーGFは東京都台東区にある株式会社ハイドロストッパーが製造販売しています。日本や中国で特許を取得しているそうです。

ハイドロストッパーGF
ハイドロストッパーGFのGFとはGlass Fiber、つまりガラス線維のことです。
ゴム素材の靴底にミクロン単位のガラス繊維を路面に向かってほぼ垂直に配列するように接着させることで、ガラス繊維が剣山のように突き出ています。もちろん肉眼では分かりません。

このガラス繊維がうっすらと張った水膜や氷に刺さり防滑性を発揮します。なんだか心強いですね。
ずっと靴底を作り続けてきた会社だからこそできた技術ですね。

雨の日だけでなく、もちろん雪の日や路面が凍っている時でも滑りにくくなります。
雪の日に試したくなりますね。

ハイドロストッパーGFについて詳しく知りたい方は株式会社ハイドロストッパーのHPをご覧ください。→こちら

ビブラムソールまで付いてさらに滑りにくい

ビブラムソールとはイタリアのソールメーカーである「ビブラム(vibram)社」が開発しているゴム製のアウトソールです。

ビブラムソール

ビブラムソールはもともと登山靴用に開発されたアウトソールですが、頑丈でありながら軽く滑りにくいということで、多くの登山靴のソールに採用されています。
色々なソールの形がありますが、このKN79ACJWのソールはギザギザになっていて滑りにくくなっています。

わざわざアウトソールとヒールの部分に違う会社の滑り止めを採用しているなんて、ケンフォードのビジネスシューズへのこだわりが感じられます。

甲革は水に強いソフトレザー

甲革はもちろん牛革ですが、PUコーティングされているため比較的水に強くなっています。
PUコーティングとはポリウレタン(Polyurethane)樹脂を牛革に塗布することです。革の質感や重量感は残しつつ、PUコーティングによって傷や汚れ、水に強い仕様になります。

ビジネスシーンで使っていればどうしても傷や汚れは付きますし、雨の日だってもちろんあります。少しでも長持ちしてくれるに越したことはないですよね。
頻繁に靴磨きができればいいですが、私みたいにたまにしかしない方はPUコーティングはとてもありがたいですね。

デザインはストレートチップ

デザインはオーソドックスなストレートチップです。ビジネスシーンはもちろん、ブラックなら冠婚葬祭で使えます。ブラウンは結婚式でも問題なく使えます。
1足は持っておきたいモデルですね。

足囲のサイズは3E

靴のサイズは25cmや26.5cmなどの「足の長さ」と、E、3Eなどの「足囲(そくい)」があります。
スニーカーは足囲の設定はないですが、ビジネスシューズのような革靴は足の長さと共に、足囲もそれぞれサイズがあります。サイズが合っていないと靴の中で足が動くため痛みが出たり、疲れやすくなります。

足囲は親指の付け根と小指の付け根をぐるっと1周した長さです。

ケンフォードは日本人向けに甲の部分が広い3Eのシューズが多いです。ちなみな私の足囲は実測で22-23cmくらいですが、ケンフォードでは3Eがちょうどです。

メーカーによって2Eや3Eでも微妙にサイズ感が違うので、実際に履いてから購入することをオススメします。

使ってみた感想

購入してからまだ冬を越していないので凍結した道では試してはいないですが、雨の日の濡れた床では全然滑るようなことはないですね。これまで濡れたところでは気を付けながら歩いていましたが、今ではスピードを落とさず普段通り歩くことができます。
ハイドロストッパーGFとビブラムソールのコンビは最強ですね。安心感が違います。

私は普段スニーカーなどは26.5cmを履きますが、ケンフォードは0.5cmから1.0cmサイズの小さいシューズを選びます
今回のKN79ACJWは25.5cmを購入しました。履き始めは少し窮屈に感じますが、しばらく履くと革がなじんで足の形に合ってくるのでピッタリとフィットしてきます。大きなサイズを選んでしまうとかかとやくるぶしに靴擦れが起きて痛くなってしまいます。
値段は良心的ですが、靴の作りは基本的にはリーガルと同じなので履き心地はとてもいいですよ。

まとめ

今回はコスパ最強ビジネスシューズメーカーであるケンフォードのKN79ACJWをご紹介しました。
毎日使うビジネスシューズですので、デザインも機能も重要ですよね。さらに値段も抑えられるのなら尚更いいですよね。ハイブランドの革靴なんて買えないけどかっこいい革靴が欲しいという方には超オススメのシューズです。
ぜひご検討ください。

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