かっこよくワイシャツを着こなしたいメンズにはカフスボタンがオススメ

カフスボタンってご存じですか?
ワイシャツの袖をボダンの代わりに止める金具のことです。

おじさんしか使わないと思ってませんか?
若い方でもさりげなく使っていればオシャレメンズとして一目置かれる存在になるはずです。

今回はビジネスシーンにおいてなくても困らないが、あるとオシャレなカフスボタンについてご紹介していきます。

カフスボタンとは

カフスボタン ケース
Photo by pixabay

正式には「カフリンクス」です。
Caff (袖口)をlink(つなぐ、とめる)のでcafflinksですね。
起源は17世紀のフランス、ゴールドやシルバーのボタンを金属製の鎖でつないだものが始まりと言われています。

結婚式などのフォーマルな場面では見かけることが多いかと思いますが、ビジネスの場面においても使えます
カフリンクスを普段使いできる方は、オシャレ度が格上げされますよね。

ちなみにカフスボタンは和製英語なので、海外ではカフリンクスでしか通じません。
便宜上このブログではカフスボタンを呼ばせていただきます。

カフスボタンの種類

スウィヴル式(レバー式)

最もスタンダードなタイプでありデザインも豊富にあります。
留め具をまっすぐにして袖口を通し、その後90度留め具を回転させて固定します。
「T字」にして袖の穴に通して固定するタイプです。

スナップ式

スナップボタンでパチっと留めるタイプです。
2つに分けることができます。

固定式

留め具が動かないタイプです。
留め具を袖口にそのまま通して引っかけるタイプです。
意外とボタンホールから抜けにくいです。
大きさが固定されているので、サイズを間違えると使えません。

チェーン式

チェーンがついているタイプで、外側にチェーンが見えます。
17世紀中盤から20世紀の前半にヨーロッパ貴族の間で流行ったそうです。
どちらかというとカジュアル向けであり、
フォーマルな場面ではあまり使わない方がいいみたいです。

カフスボタンの値段

ずばりピンキリです。

お手頃なものは2000円~3000円程度です。
ポールスミスやタケオキクチなどのファッションブランドなら1万円~3万円くらいが相場です。
グッチやカルティエなどの高級ブランドになると
数十万円するものもあります。

ただ、一生使うというよりは、消耗品と考えたほうがいいので、お手頃な値段でいくつも持っていた方がいいと思います。

カフスボタンが使えるシャツ

ダブルカフ

袖口が2重におり返っているシャツです。
別名「フレンチカフ」と呼ばれています。
結婚式などフォーマルな場面で使われるタイプです。
日常でも使用できますが、袖がゴワゴワするため、若い方はあまり使わないことが多いです。

シングルカフ

袖口がおり返っていない1重のシャツです。
一般的なシャツの袖口と思っていいただければいいです。
ただし、本来シングルカフとはボタンがついていないカフスボタン専用のシャツになります。
樽のような形であり、「バレルカフ」と呼ばれますが、あまりこの呼び名では聞いたことないです。

コンバーチブルカフ

袖に付いているボタンでも留めることができ、カフスボタンでも留めることのできるタイプです。
紳士服メーカー製のワイシャツのほとんどはこのタイプです。
カフスボタンを使わない方はあまり気にしないと思いますが、実はボタン側にも穴が空いているんです。
その時の気分やコーディネートによっても使い分けることができます。

シーン別使い分け

ビジネスシーン

ビジネス カフスボタン
Photo by pixabay

ビジネスでの基本は、相手に不快を感じさせずに
さりげなくオシャレをアピールすることです。

カフスボタンはデザインがたくさんあります。
シンプルなものから、派手なデザインのものまで様々です。

ビジネスの場面ではシンプルなデザインがオススメですが、主張しすぎないようなちょっとしたデザインのボタンもオススメです。
やっぱりシルバー系がさりげなくオシャレに見えてオススメです

結婚式などのフォーマルなシーン

結婚式 カフスボタン
Photo by pixabay

モーニングやタキシードなど、正装が必要な場合はダブルカフやシングルカフのドレスシャツを着用します。
その際には真珠や白蝶貝などの白い石のカフスボタンを使うことが一般的です。

友人や同僚として招待された場合にはブラックスーツやダークスーツを着用しますが、この時は自由にデザインを選択していと思います。

あまりカラフルになりすぎないように、
シルバー系や、単色系のデザインにしたほうがいいでしょう。

弔事などのシーン

弔事の際には故人を偲ぶため、アクセサリーなどの装飾品は控えるのがマナーです。
そのためカフスボタンも使わないほうがいいでしょう。

もし使う場合は、シルバーに黒蝶貝や黒オニキスなどの黒系の石を使用したものがよいでしょう。

カフスボタンを実際に使ってみた感想

カフスボタン

仕事中でオシャレができることは限られますよね。
スーツ、シャツ、ネクタイ、靴、カバン、時計くらいですよね。
それに加えてカフスボタンでオシャレを追加できます。

私も実際にカフスボタンを普段仕事で使っていますが、身が引き締まると言いますか、男としてちょっとレベルアップしたような気になります。

何種類か持っていれば、その日着るシャツに合わせて選ぶ楽しみも増えますし、女性陣からお褒めの言葉をいただくこともあります。

カフスボタンを付けている方はそう多くはないので、付けていると一目置かれること間違いなしです。

まとめ

今回はビジネスマンのさりげないオシャレアイテムであるカフスボタンをご紹介しました。

カフスボタンを付けるだけでガラッと印象が変わることもあります。
色々なデザインがあるので、ちょっとしたアクセントになりますし、
趣味が音楽なら♫のデザイン、サッカーが好きならサッカーボールのデザインなど、
自分の趣味に合わせて選ぶことができるのも楽しみの一つです。

まだカフスボタンを使ったことがない方は、
是非一度使ってみてください。
私のようにハマってしまって、いくつも買いたくなりますよ。